みずのき美術館 オンライン鑑賞プログラム
旅する小さな美術館
2021年3月4日(木)・5日(金)
会場:みずのき美術館
みずのき美術館では、所蔵作品のデジタルアーカイブ化に取り組んだことによって、所蔵作品を活用した展開が広がりました。そして当館の所蔵作品が、展覧会だけでなく多様な方法を用いて、より多様な人々へ届き、一人ひとりにとって心豊かな出会いをつくりだせるような活動を目指しています。
このたび、新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、高齢者介護施設に入居する方たちが、面会の制限や施設内外での活動自粛等によってコミュニケーションの機会が減ることで、認知機能や情動機能の低下が危惧されるという課題を知りました。そこでみずのき美術館では、京都市内二箇所の高齢者施設の協力を得て、美術館の所蔵作品を用いた映像による鑑賞プログラムを企画し、鑑賞者の反応や変化について考えます。
- 実施期間
- 2021年3月4日(木)・5日(金)
- 協力施設
- 介護老人福祉施設「にしがも舟山庵」
介護付有料老人ホーム「ライフ・イン京都」 - 企画
- みずのき美術館
- ※本事業は、文化庁令和2年度戦略的芸術文化創造推進事業「「文化芸術収益力強化事業」のうち、≪博物館等における「新しい関係性の構築」による収益確保・強化事業≫の一環で実施します。
※本プログラムの一般公開はしておりません。本プログラムの詳細や実施に関する問い合わせは、みずのき美術館までお問い合わせください。
(1)ようこそみずのき美術館
実際にみずのき美術館を訪れたような気持ちで、美術館や展示作品を案内します。
案内人:奥山理子(みずのき美術館キュレーター)
監督 :麥生田兵吾
(2)絵と踊る
ダンサーがみずのき美術館の絵画作品と踊ります。「かたち」「いきもの」「いろ」といったテーマで作品と踊るダンサーとともに、“からだで絵をみる”ことを体験します。
ダンス:東野祥子
音楽(声):Marlyn Anasonic
監督:麥生田兵吾
(3)みずのき動物園
みずのき美術館のコレクションから、動物を描いた作品を選び、それらのイメージを用いて制作したアニメーション映像作品です。
ブログ「飼育員日記」とともにお楽しみください。https://www.mizunoki-zoo.blog/
映像:浦崎力
音楽:伊藤倫典(はなし、シャー クニャークス、ビイドロ)
作品プロデュース:中本真生(UNGLOBAL STUDIO KYOTO)