福村 惣太夫展
-掘るように 描く-

2019 年 9 月 7 日(土)〜 12 月 8 日(日)

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福村 惣太夫展
-掘るように 描く-

2019 年 9 月 7 日(土)〜 12 月 8 日(日)

みずのきで絵画教室が始まった1964年当初から参加し、55年にわたり描きつづける福村惣太夫。
このたび、所蔵作品から福村惣太夫の個展を開催いたします。
また、甲南大学内ギャルリー・パンセでも、学生の手による展覧会として2018年に制作した作品を中心に紹介していただきます。
京都と兵庫にて、新旧の作品群から福村の世界をお楽しみください。

※甲南大学では会期が異なりますので、ご注意ください

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アトリエの福村惣太夫は、パステルで粉だらけになった指先は気にもかけず、あたかもこれ以上大事な仕事はない、とでもいうかのように丹念に色彩を交えて画面を構成していく。
畑に向かう日の彼は、小さな鍬を手にし、迷いなく土を耕し、ならし、毎回見事な畝を完成させた。紙やキャンバスと、畑をフィールドとして、彼が積み重ねてきた造形活動の歳月は半世紀を越えた。
その福村の作品を読み解こうとする際、従来の絵画の概念や常識がどうも役に立ちそうにない。私たちの知るそれとは全く異なる、彼だけが見ることのできる造形の世界があるのだとしたら­―
迫らないわけにいかない。

会場
みずのき美術館
入館料
一般 400 円/高大生 200 円/中学生以下無料
障害手帳をお持ちの方(付添者は原則1名まで)は無料
主催
きょうと障害者文化芸術推進機構(京都府)
社会福祉法人松花苑みずのき美術館
協力
髙橋耕平

出展作家 プロフィール

福村 惣太夫
Soudayu FUKUMURA

1936 年生まれ
絵画教室の設立当初からのメンバー。
福村がこれまでに制作した900余点に及ぶ作品は、具体的にモチーフを描き表さない抽象絵画に見えるが、言葉を持たない本人とのジェスチャーを交えたコミュニケーションから察すると、当時作業にでかけていた田畑やその周りの特定の光景などを俯瞰的に描いたものが多いのではないかと考えられている。

関連企画  ギャラリートーク
2019年9月14日(土)、10月26日(土)、11月23日(土)、12月7日(土)

・会場:みずのき美術館
・時間:14:00-16:00
・定員:30名
・料金:無料・申込不要(入館料別途)
・進行:奥山理子(みずのき美術館キュレーター)

連携企画  「福村惣太夫 2018年の仕事」

・会場:甲南大学ギャルリー・パンセ(甲南大学5号館1階)
〒658-8501 神戸市東灘区岡本8-9-1
http://www.konan-u.ac.jp/faculty/letters/pensee/
・会期:2019年9月17日(火)〜 10月19日(土)会期中無休
・開館時間:月 – 土 9:00-18:00
:日・祝 9:00-17:00
・料金:無料